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陽も傾いてきて、大小さまざまな雲が黄金色に輝きだした空の下を
シルエットのパノラマカーが横切っていきす。
まるで、金箔を貼った襖絵を見ているようなひと時でした。

1997.12.13 名古屋本線 一ツ木-富士松
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今でこそデジタルカメラがありますので、その場での撮影結果の確認・修正が容易ですが、
ポジフィルムを使っての撮影では、現像するまでどのように写っているのか分からず、非常に緊張した撮影となります。
更に長時間露光ともなると、現像が上がってくるまでの時間は、どんな感じで写っているのかが不安で、
とてもドキドキします。
この時は、後続車のヘッドライトに照らされてパノラマカーが浮かび上がりました。

2000.03.04 犬山線 犬山遊園-新鵜沼
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日もすっかり落ちると、犬山橋に華やかな時間が訪れます。
列車の光跡、道路照明、車のヘッドライト・ティルライト、色々な光が入り交じり、
昼間の雑然とした雰囲気とはまた違った表情を見せてくれます。
連続窓の滑らかな光跡を残し、パノラマカーが犬山橋を渡ってゆきます。

2000.03.25 犬山線 犬山遊園-新鵜沼
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素晴らしい夕焼けを見せてくれた夕日もすっかり落ちてしまいました。
それでもまだ空は仄赤く、先ほどの余韻を奏でているようです。
この写真を見ると分かりますが、左側の1スパンに列車のように見える影が道路橋です。
さすがに寒くなってきたので、そろそろ山を下りないといけません。

1997.12.27 犬山線 犬山遊園-新鵜沼
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12月の終りにしては風も無く随分暖かい日だったと記憶しています。
いつもなら北風によって吹き飛ばされる塵も今日は留まり、
沈み始めた夕日で、辺りが真っ赤に染まり始めました。
もう少し風があれば水面に映る伊木山の陰が薄くなって列車が川面に抜けるのですが、
この辺りは痛し痒しといったところです。

1996.12.27 犬山線 犬山遊園-新鵜沼