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やはりこの辺りは雪国ではないので、朝方にかけて降った雪も、日が昇り始めると解け始めます。
バックに見える竹林の雪もすっかり溶け、道床に残るだけとなりました。

1998.01.25 広見線 善師野-西可児
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今日はクリスマスイヴ。
街のネオンも、心なしか華やかに感じます。

ケーキの入った大きな箱を抱えた人たちが待つ駅へ、
赤い車体に白帯を巻いた、今晩だけはサンタクロースのように見えるパノラマカーが滑り込んでいきます。


2008.12.24 名古屋鉄道 金山-山王
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小雪が降り続く県境のトンネルへ、パノラマカーがさしかかります。
黄味がかったヘッドライトが、画面に少しだけ暖かさを感じさせてくれました。

1999.01.09 広見線 善師野-西可児
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暗くなってからパノラマカーのシルエットが抜ける場所を色々と探したのですが、なかなか見当たりません。
この場所も、バックは良いのですが並木が植えられているため、すっきりと抜くには難しい場所でした。

運転席は少し木に被ってしまいましたが、フロントアイを抜くことが出来たので善しとしましょう。

2008.12.16 名古屋本線 神宮前-金山
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パノラマカーの廃止がアナウンスされてからと言うもの、
イベント列車を除いては沿線に出向くこともあまりなくなりました。
人出が多く、なかなか思ったようなアングルで撮ることが出来ないと思ったからでした。

しかし、定期運用の最終日もいよいよ近づいてきて、なんだか落ち着かなくなってきました。
実は、私自身がまだ消化しきれていないカットがあったのです。

銀塩ではなかなか思うように撮れなかったカットも、デジタルでならば撮れるような気がして、
最終運行日の10日ほど前から、最後の悪あがきをすることにしました。
プロローグとして、その何枚かをアップすることにします。

すっかり陽も落ち、空はうっすらと赤みを残しています。
街の灯も点き始めた中を、風のように走り抜けていきました。

2008.12.20 名古屋本線 神宮前-金山
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この地方では珍しく、積もるほどの雪が降りました。
気温も下がったようで、木々の枝にも美しく雪が積もりました。
白と黒の世界の中に、赤い列車が吸い込まれていきます。

1999.01.09 広見線 善師野-西可児
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名古屋では、雲が多いものの晴れ間ものぞいていましたが、岐阜では細かい雪が降っていました。
列車が遅れるほど雪ではなかったのですが、列車運用に携わる方々にとっては気になる天候です。

1999.01.10 名古屋本線 新岐阜
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昨日までの寒さが嘘のように、風も無く穏やかな師走の一日。
いつもなら、伊吹おろしで塵が吹き飛ばされて遠くまでクリアに見える視界も、
今日は霞がかかっています。
どこかの公園でしょうか、大きな木が印象的でした。

1998.12.29 犬山線 上小田井-西春
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何条ものレールが、
冬の低い日を反射して光っていました。

外は木枯らしが吹いていますが、
線路を見下ろすビルの中は
温室のように暖かいです。

2000.01.04 名古屋本線
     ナゴヤ球場前-新名古屋