
残すは、下りの最終列車だけになりました。
当該列車は、神宮前駅で発車式が執り行なわれます。
1・2番線の岐阜方は、この式典のため立入り規制が行なわれましたが、
中日新聞社様から不肖への取材依頼があったため、プレススペースで発車を見送りました。
ホームから車内を見ていると、先頭車はもとよりどの車両も大勢の人でいっぱいで、
ミュージックホーンを寂しげに響かせながら、岩倉へ向け出発してゆきました。
ここまでは、あえて人波に揉まれないような行程を組んできましたので、
最後の最後は喧騒の中で見送ろうと思い、後続の特急に乗車して終着駅の岩倉まで先回りしました。
最終列車の到着を待つ岩倉駅のホームは、既に大勢の人たちが集まっています。
何分か遅れて到着した当該列車からは、これまた大勢の乗客が降車し、ホームは身動きが取れないほどの混雑になりました。
乗客を全て降ろし所定の作業を終え扉が閉まり、いよいよ留置場所の布袋駅へ向けて、回送列車が発車します。
ミュジックホーンが寒空に木霊して、カーブの先にテールライトが消えてゆきました。
こうして、無事パノラマカーの定期運行が終わると共に、私の長かった一日も終わりました。
緊張が解けたせいか、帰りの列車では強烈な眠気が襲い、感傷に浸るという気持ちではなかった気がします。
おかげで翌日は、年末で雑用が忙しいのにも拘らず、昼過ぎまで眠ってしまいました。
最終日の様子を写した写真は、後に中日新聞社様から発行された「ありがとうパノラマカー」にも掲載していただきましたが、
このような取材の機会を与えていただきましたことを、改めて感謝申し上げます。
なお、今回の記事おける一連の写真は、
新聞社の腕章をつけての取材でしたので、ここへのアップは控えさせていただきます。
2008.12.28 名古屋本線 神宮前
2010.04.11 Sun | コメント:(2) | トラックバック:(0)
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こちらこそ、はじめまして。
ブログを見ていただきありがとうございました。
私は昭和35年生まれですので、高木さまは先輩です。(^_^;
一番多感な時期なお光跡の中を思い出のパノラマカーはじめまして。東京在住の高木章と申します。
鉄道写真をご専門になさっておられるのでしょうか?
文面からおそらく私とほぼ同年代ではないかとご推察申し上げます。私第一楽章ありがとうパノラマカーぱれおさま:
コメントありがとうございました。
コメントが何故だか私の承認待ち状態になっていたのですが、すっかり見落としてしまっておりました。
ごめんなさいなおありがとうパノラマカーすばらしい、すっかりオフィシャルですね。。ぱれお完売のお知らせぱれおさま:
最後の在庫調整は気を遣いますよね。
私も早々に手元に置く分を確保していたのですが、今となっては、もう少し余分に確保しておけばよかったような気がしてなお完売のお知らせゆうすけさま:
コメントを頂きまして、ありがとうございました。
なぜかコメントが少ないブログですので、嬉しいです。(^_^)
末永く続けるほどの写真はないのですが、なお完売のお知らせ完売おめでとうございます。
私のは早々に残りは贈答用にと思って引き上げたらなかなかはけず、まだ手元に50部以上の不良在庫が(^^;;
しかし破竹の勢いでしたね。ぱれお